メンタルヘルス

【思い込みを乗り越えて自由になるメンタルトレーニング】〜ストレスフリーな考え方を手に入れよう!〜

こんにちは、猫のスペッキオだ。

今回は、メンタリストのDaiGoさんが書かれた「無理なく限界を突破するための心理学 突破力」という本について詳しく紹介していこうと思う。

この本は簡単に言うと、思い込みから解放されて無理なく限界を突破する方法を教えてくれる本となっている。

・自分はなんてダメな人間なんだ・・・。

・人生に行き詰まりを感じて、息苦しい・・・。

・少しでも成長したいのに、停滞感が強い・・・。

上記のように感じている人間に、ピッタリの書籍だと言えるぞ。

スペの今回の話を聞くことで、この本が持つ素晴らしさをより良く知ることが出来るだろう。

「劇的に生きるの楽になったわ!」

「思い込みの罠を避けるだけで、こんなに考え方変わるんか!」

「今まで損な考え方しとったな〜」

きっとこのように感じて貰えるだろう。

貴方の辛いストレスは軽くなり、自由な思考を手に入れられるはずだ。

冒頭

スペッキオ

おかえり、しんたろ。

・・・おや、どうしたんだ?

なんか調子悪そうだな、お前。

しんたろ

スペさ〜ん・・・。

うまく説明出来ないんですけど、僕なんか最近人生が妙に息苦しくって・・・。

なんていうかこう、停滞感がすごいんですよね。

スペッキオ

ふむ、それは確かに良くないな。

単純に疲れているんじゃ無いか?

しんたろ

それもあるかもなんですが・・・。

最近何をしても、自分に対して「成長がねーな」とか「逃げてるだけじゃん」とか考えちゃって。

なんていうか自己肯定感がどうしてもダダ下がっちゃうんですよ。

スペッキオ

なるほどな。

今お前は、「バイアスの罠」に嵌ってしまってもがいているのかもしれんな。

しんたろ

バイアス?

スペッキオ

平たく言えば「思い込み」のことだ。

人間生来の考え方のクセみたいなものだな。

しんたろ

そ、そのバイアスってやつは、どうしたらなくせるんですか!?

スペッキオ

無くせはしない、人間の本能的な癖だからな。

だが、バイアスの罠を回避して「ストレスを軽減し、効率良く自由という成功に近づく」ことは可能だ。

良い機会だな、今日はこのバイアスについて詳しく話をしてやる。

しんたろ

おお、自己肯定感の最低な今の僕にぴったりの話だ!

スペッキオ

あの有名なメンタリストDaiGoさんが著者である「無理なく限界を突破するための心理学 突破力」という本を使って、分かりやすく説明しよう。

頑張ってついて来い。

しんたろ

ありがとうございます!

「無理なく限界を突破するための心理学 突破力」について

本題に入る前に、今回の話の土台となる「無理なく限界を突破するための心理学 突破力」という本について触れておこう。

この本は2019年5月30日にリベラル社から出版された書籍だ。

著者であるメンタリストのDaiGoさんを知っている人は多いだろう。

メンタリズムを駆使したパフォーマンスによってTV業界にて時の人となったDaiGoさんだが、現在はTVからビジネス・アカデミックな方向へと活動の場を移して活躍を続けている。

人間の心理学に明るいDaiGoさんが、「人生でストレスや行き詰まりを感じた時、思考の癖(バイアス)に気付けば無理なく限界を突破出来る」というコンセプトの元執筆した本だ。

有用性の恐ろしく高い内容でありながら、分かりやすさにも高い評価を受ける1冊となっている。

限界にまつわる勘違い

さて、メンタルトレーニングの前提にして第一歩として、限界という概念の勘違いについて知るところから始めよう。

バイアスとは思い込みだ。

間違った解釈が世にのさばっているいる現状を把握することで、これからの話の飲み込みやすさが変わってくる。

限界についての勘違いを説明しよう。

そもそも限界は突破できないし、する必要もない

スペッキオ

しんたろ、いきなりだがお前のその「停滞感」から抜け出すにはどうすれば良いと思う?

しんたろ

それはやっぱり「限界を超える」ことですよね。

そしたらもっと人生が上手くいくって言うか。

スペッキオ

うむ、丁寧なフリで助かるぞ。

お前のその「限界を越えると上手くいく」と言う考え方は、大きな勘違いなんだ。

本書のタイトルと矛盾しているかもしれないが、「限界は突破出来ないし、する必要もない」と記されている。

しんたろ

え!?

ど、どう言うことですか?

スペッキオ

慌てるな、説明しよう。

性格の大半は遺伝で決まる

本書では、限界を越えることは「成人してから『背が低い』と言う限界を越えるぞ!』と頑張ることと同じだと書かれている。

性格の限界も同様で、50%前後は遺伝によって決まってしまい、頑張っても変えられない部分が存在すると言うことなんだ。

生来の「不安になりがち」と言う性格があったとして、頑張って冷静なフリは出来ても、遺伝が決めるリミットを超えて陽気な楽観的な性格にはなれないんだ。

チャールズ・M・シュルツさんの名言「私たちの人生は、配られたカードで勝負するしかない」と言うことだな。

「いや、限界ってそう意味じゃなくね!?」

「自分の心が決めた限界じゃね!?」

当然だが、こういった反論も出てくる訳だ。

勿論一理ある。

例えば「人と話をすることが苦手」な人がいたとしよう。

その人が限界を越えようと頑張って会話を続けることで、会話が楽しくなるかもしれない。

しかし、その一方で「先天的に会話が苦手」な人を捕まえて「あなたは自分で限界を決めてるだけ、限界を越えろ!」と言い聞かせることは地獄への第一歩に他ならない。

上記のように「生物学的な限界」と「思い込みの限界」を見分けることは困難。

つまり、ここで重要なことは「限界を越える」ことではなく、「限界をしっかりと見極めて、限界と上手く付き合う道を探す」ことだ。

闇雲に限界を越えようとするのではなく、自身の限界の正体を見極めることに頑張るポイントがあると言うことだな。

限界を見極めるためには、とにかく思いついた仮説を検証しない限り何も始まらない。

遺伝のみならず、環境など外部の要因でコロコロと決まってしまう限界を見極めるためには、上記のように検証を続けることが重要だ。

例を挙げると、スポーツの試合で勝利するために、さまざまな戦術を試すといった具合だな。

「何も信じず、そして何も疑わず、ただ試して確かめろ」

科学の世界の格言の通り、仮説を作って試してみる。

もし検証が失敗に終わっても単にやめれば良いだけの話だ、リスクを恐れる必要はない。

使い古された言葉だが、「トライ&エラー」が結局の近道だとスペは思うぞ。

しんたろ

限界を越える超えない以前に、限界のことを理解しないと意味ないよってことですね。

スペッキオ

ああ、その通りだ。

そして、お前たち人間の脳は変化を嫌い、問題を先送りにする傾向が強い。

自分の限界をイメージし、ぽんぽん試して駄目ならさっさと次にいく、と言う軽いフットワークが大事だぞ。

・限界は突破できないし、する必要もない。

・自身の限界を見極めることが大切。

・仮説を立て、とにかく試していくことが限界に近づく近道。

あなたの人生の足を引っ張る3つのバイアス

さて、限界についてなんとなく理解出来たと思う。

次は「バイアスの罠」の恐ろしさを説明しよう。

バイアスとは「人間の思い込み」である。

そのバイアスによって好ましくない結論に無意識の内に誘導されてしまうことを、本書ではバイアスの罠に嵌ると表現されている。

バイアスもその罠も多数存在しているが、今回は分かりやすそうな3つのバイアスの罠をピックアップしよう。

バイアスというものは知るだけでかかりにくくなるものだ。

共感出来なくても流し読みして欲しいな。

SNSで他人を羨ましく感じる

スペッキオ

しんたろ、お前SNSをやっているか?

しんたろ

はい、やってますよ。

でも、周りの華やかな生活を送っている人たちと自分の惨めな現状を比較しちゃって、なんかシンドイんですよね〜・・・。

スペッキオ

うむ、それもバイアスから来るものだな。

その名も「リア充バイアス」だ。

しんたろ

火の玉ストレートな名前ですね・・・。

「リア充バイアス」は「他の人たちは自分よりも豊かで楽しい生活を送っているに違いない」と思い込んでしまう現象だ。

現代社会を生きる人間なら誰しもが経験したことのあるバイアスだと思う。

実際そうなんだから仕方ないだろう、と思う人も多いだろうが、これはバイアスがそのような考えに誘導していることが多い。

人間生来の思考の癖で、自分よりも他人は恵まれていると考えてしまうんだ。

ネット文化の発達において、自身と他者を比べる機会が爆発的に増えたことに起因すると考えられている。

SNSなんかが代表的だな。

このバイアスに気付かずに他人を羨み続けていれば、その人間のメンタルは衰え始めてしまう。

近年の研究でも、SNSなどで周りと比較する回数が多い人ほどうつ病の発症率が高い傾向が確認されている。

このバイアスに強い心当たりがある人は、一度SNSやネットから一旦軽く距離を置いて、リアルな知人の暮らしを観察するよう心がけて欲しいぞ。

今の状態を保ちたいと考えてしまう

しんたろ

冒頭でも話しましたが、停滞感が凄いんですよね・・・。

変わらなきゃいけないのに、いまいちアクション起こせないというか。

スペッキオ

それもバイアスの仕業だな。

「現状維持バイアス」という。

しんたろ

あ、それどこかで聞いたことありますよ!

今の状況を不思議と保ちたいと考えてしまうヤツですよね?

スペッキオ

ああ、そうだ。

分かり易い例だと、今の職場が明らかなブラック企業なのに、「今辞めたら不安・・・」「ここまでやったんだから・・・」と考えて動けなくなってしまう状態だな。

しんたろ

やめて・・・!

この「現状維持バイアス」の傾向が強いと、いかに現状が酷くても打破するモチベーションが生まれてこない点が何よりも恐ろしい。

幸福度を大きく下げられてしまうことと同義だ。

変化を恐れて現状のキープばかりしていると、偽物の限界に苦しみ、確実に人生が惨めになってしまう。

「やるかやらないかで迷ったら、とりあえず実行に移したほうが幸せになれる」ということはいうは易しだが、行うことは中々に難しい。

停滞感を感じたら「現状維持バイアスが悪さしてるのでは?」という自問をしてみよう。

それだけでも随分変わるはずだぞ。

重要なことを後回しにする

しんたろ

さっきの停滞感にも繋がることなんですが、仕事とかでやらなきゃいけないことを後回しにしちゃうんですよね・・・。

プライベートでも、運動しようとか勉強しようとか建設的なこと考えても結局先延ばしにしちゃうっていうか。

スペッキオ

それもバイアスだ。

人間なら誰しもが持つ「単純緊急性効果」という心理傾向だな。

頭で重要だと理解していても、締め切りが近いだけのタスクを選んでしまうことだ。

しんたろ

ほんとなんでなんでしょうね?

スペッキオ

このバイアスに限った話じゃないが、人間の脳味噌がそういう風に作られているからだろうな。

人間性や性格だけに由来する訳じゃないということだ。

しんたろ

バイアス怖え・・・。

この「単純緊急性効果」だが、この罠に絡めとられると人間の注意は「重要性」まで向かなくなり、「期限」や「やりやすさ」だけの行動にリソースを割いてしまう。

「忙しいなあ・・・」

「やること多いなあ・・・」

このように日頃から何度も感じている人は、「単純緊急性効果」を疑う癖をつけておいた方が良い。

そのままにしておくと、このバイアスの影響は強まる一方だぞ。

・様々なバイアスは、人生の足を引っ張ってしまう。

・こういったバイアスがあることを知るだけで、バイアスにかかりにくくなる。

バイアスから逃れて自由になるための5つの方法

さて、前章ではバイアスの恐ろしさを簡単に説明した。

いよいよ本筋である「バイアスから逃れて自由になる」ための具体的な方法を話していこう。

これは方法であり、テクニックであり、又トレーニングでもある。

どれも考え方一つで容易に行えるものばかりなので、気楽に話を聞いて欲しいな。

計画性でバイアスに勝つ

至極シンプルなテクニックで聞き飽きている人も多いだろうが、効果は絶大だ。

目標達成のために建てたプランがあれば、やるべきタスクに手を付けやすくなるなるため、確実に遂行のモチベーションが上がるということだな。

まあ、ここまでなら誰でも知っている効果だろう。

事前のプランニングは、バイアスから逃れやすい!

お前たち人間は「長期的な目標」と「短期的な欲望」の間で常に揺れ動いている。

「ダイエットするぞ!」と目標を建てても「ケーキ食べちゃった・・・」とつい欲望に負けてしまう様にな。

この短期的欲望は人から合理的な思考を奪い、長期的な目標のメリットを低く見積らせる嫌な働きを持つんだ。

これもバイアスの仕業なんだな。

ここで計画を立てるというプランニングが大きな役割を担ってくる。

・ゴール達成までのロードマップがクリアになる!

・脳が「このステップさえ踏めば目標を達成できる」と考える!

・長期的な目標に意識が戻り、バイアスに負けにくくなる!

改めてメリットを紐解いていくと分かるように、本当にバイアスに抗うための良いトレーニングなんだ。

次は具体的にやり方を説明していこう。

計画プロンプト

「いつ、どこで、どのように」、やりたいことを行うのか段取りをあらかじめ作っておく。

いやソレ当たり前の計画だろ、と思って軽視せずに聞いて欲しい。

一例を挙げると、「筋トレをしよう」と計画する時だ。

①明日の午後6時に行う。

②自宅のリビングで行う。

③時間が来たら押し入れからジャージを出す→着替える→3分タイマーセット→筋トレ→タイマー鳴ったら次のメニュー・・・・・

といった具合だな。

ジャージに着替えるとか当たり前だろって思うかもしれないが、人間の頭はバイアスによってすぐに面倒を感じるように出来ている。

「何も考えずに取り組めるかどうか」

これを何よりも重視して欲しい、人間は自分で思っている以上に面倒臭がりだ。

バイアスに見つからないように、あらかじめの準備が大切なんだぞ。

しんたろ

分かってはいましたが、計画って大切なんですね。

スペッキオ

大切、というかバイアスに対抗するための一つの武器だと思ってくれ。

それに固執するでなく、ちょっとしたテクニックぐらいに思っておけ。

フォースブレイクで効率を上げる

しんたろ

とはいえですよ、スペさん。

計画を立てたって、絶対に途中でダレちゃうんですよ。

人間だからしょうがないことなのかもですが・・・。

スペッキオ

確かにお前の言う通り、人間は集中や継続が苦手な生き物だな。

しかし、計画に「フォースブレイク」を組み込むだけで、グッと効率は上がるぞ。

しんたろ

フォースブレイク?

なんですか?

スペッキオ

計画を立てる時点で明確な「休憩ポイント」を作っておくテクニックのことだ。

・「あと3ヶ月で5キロ痩せる!」と言う目標なら、「2週間おきに1日だけ休む」

・「半年後に資格試験を受ける!」なら、「週に1日は何をしない日を作る」

・「明日までに企画書を書く!」なら、「夕方に1時間休憩を入れる」

上記の例のように、あらかじめ休憩を計画に組み込んでおくんだ。

「あらかじめ」と言うところがポイントだな。

・冷静な判断力を取り戻すことが出来る!

・休憩のおかげでより深い情報処理が促され、視点が広がる!

フォースブレイクを考えずに、闇雲に作業を続け、考えなしに適当に休憩をとったところで、特定の思考で固まり、上手くいかなかった際のリカバリーはほぼ効かない。

定期的に休憩を入れて目標から一度離れることで、足枷となるバイアスを解除することが出来るんだ。

心身を休ませる休憩というよりも、効率を上げるための重要な作業といったところだな。

お前たち人間は「休憩」というと、「ダラけた甘えの時間」と捉える傾向が強い生き物だ。

しっかりと「効率を上げるための作業」と認識することが重要だな。

フォースブレイクのコツ

・あえて新しいことにチャレンジする!

フォースブレイクの効果を高める分かりやすい方法がある。

それは休憩時間に、全く未知の体験に挑んでみることだ。

新しいタスクをやり遂げることで前向きな気持ちが生まれ、その分だけ凝り固まった脳が解放されるんだ。

・新しい趣味を探し、始めてみる。

・今まで見たことのないジャンルの映画、本に挑戦してみる。

・行ったことの無い場所を散歩してみる。

「何か得た気分になれそう」なアクティビティを中心に考えてみてくれ。

きっとフォースブレイクの効果を実感できるはずだ。

しんたろ

僕は、1ヶ月後に資格試験があるので、これからあえて毎週水・日曜だけは勉強から離れてみますね。

それでその日は、AmazonPrimeVideoで普段見ないジャンルのアニメに挑戦してみます!

スペッキオ

うむ、良いんじゃないか。

行き当たりばったりで休憩するんじゃなく、あらかじめ設定しておくことが大切だぞ。

繰り返しになるが、休憩は「ダラけた甘えの時間」ではなく、「効率を上げる重要な作業」だ。

しっかり認識しておけ。

・事前に細かな計画を立てることで、長期的な目標に意識が行き、短期的な欲望に対して強くなれる。

・計画に定期的な休憩を組み込むことで、確実に効率が上がる。

知的謙遜によって客観性と成長を手に入れる

しんたろ

なんか僕って学びが遅いというか、全く成長してる感が無いんですよね・・・。

努力が足りないって言われたらそれまでなんですけど、なんだかなあ。

スペッキオ

なるほどな、ひょっとしたらお前には「知的謙遜(ちてきけんそん)」が足りていないのかもしれないな。

しんたろ

ちてきけんそん・・・?

スペッキオ

要は「自分には知識が足りない」という謙虚な態度のことだ。

しんたろ、お前心のどこかで「自分はそれなりに努力しているのに、それに見合う結果が出ない」と考えていやしないか?

しんたろ

ぎくっ!

スペッキオ

別に攻めている訳じゃないぞ、それもバイアスによるものだからな。

「知的謙遜」によってそのバイアスを解除し、確かな成長を手に入れることが可能だ。

知的謙遜(ちてきけんそん)

①「自分が何を知っていて何を知らないのか?」をしっかりと把握する。

②「自分には知識が足りない」というネガティブな事実を心から受け止める。

当たり前のことだが、「知識が足りない」と自覚していれば、新しい経験にもオープンになり、自ら情報を探して学び続けようとするものだ。

その結果、慢心した人よりも成長スピードは速くなる訳だな。

ソクラテスの名言である「唯一の真の英知とは、自分が無知であることを知ることにある」という言葉にも確かな説得力があることが分かるだろう。

無知な人ほど自分は物知りだと思い込むものだ、バイアスによってな。

「自分に足りてない知識なんてよく分かっているけどなぁ」

上記のような考えの人間は、典型的なバイアスの罠にかかってしまった例だな。

「ダニング=クルーガー効果」という有名なバイアスがある。

これは自分についての満足な知識を持たないためにいつまでも間違いに気付けず、逆に自信を深めてしまう不思議な現象のことだ。

要は「自分は他人よりも物知りだ」と思い込みやすく、正しい情報を探そうとしないバイアスだな。

ネットの不確かな情報を信じ込んで特定の人間を攻撃したり、根拠の無い健康法が流行したりといった例だな。

このバイアスから抜け出し、「知的謙遜」を鍛える3つのトレーニング方法を簡単に説明しよう。

ティーチング

【その名の通り、自分の知識を他人に教えてみる手法】

・やってみると分かる「上手く説明出来なかった」瞬間に意識を向けて、その事実を受け入れる努力をする。

・尊大な態度が減り、寛大な態度が増える。

・自分の知識の不備に気が付ける。

イフ思考

【自分のトラブルを他人事のように考える手法】

・一例として、「この問題が、親しい友達に起きたことだったら?」と良い意味で他人事に置き換えて、アドバイスする立場になってみると妙に上手くいくようなこと。

・イフ思考によって、脳は客観性を取り戻して冷静な判断を取り戻す。

フレンドシンキング

【出来るだけ周囲に友人がいる状況で物事を判断することによって、賢明な判断を促す手法】

・人間の脳に備わる、常に他人をモニタリングして独りよがりな考え方に陥らないように動く心理的なシステムを利用することによって、知的謙遜の向上に利用する。

・他人の目を気にしすぎないように注意が必要。

しんたろ

やっぱり何事にも謙虚さは必要なんですね。

その謙虚さによって客観性が増し、その客観性が成長にも繋がっていくと。

スペッキオ

まあ、その解釈で間違っていないな。

言葉にしてみれば誰でも知っているようなことだが、具体的な手段を持ってして謙虚な姿勢を作っていくという点が最も大切だぞ。

・物事を一歩引いた視線で見る能力(客観性)を鍛えておけば、バイアスが起動しそうになっても軌道修正が可能になる。

自分をいたわる姿勢を養い、自己肯定感を高める

しんたろ

「自己肯定感」・・・僕はこの言葉が嫌いになりつつあります。

何故なら僕は自己肯定感がめっちゃ低いからです!

スペッキオ

・・・堂々と言うな。

お前のその自己肯定感の低さは「逆自己奉仕バイアス」と言う心のクセのせいかもしれないな。

しんたろ

逆自己奉仕バイアス?

スペッキオ

良いことは他人のおかげだが、悪いことはみんな自分のせい」という偏った考えの元となるバイアスだ。

しんたろ

え〜?

その考え方って良いことじゃないんですか?

スペッキオ

僧侶のようなこの考え方を否定するわけではないぞ、日本人的な美徳があることは認める。

だがな、実際問題この考えは、自身の自己肯定感をゴリゴリに削る考え方でもあるんだぞ。

怖い言い方だが、うつ病のリスクも跳ね上がることが研究からも判明している。

しんたろ

ヒエッ・・・!

ど、どうしたら良いんですか!?

スペッキオ

あるキャラクターの力を借りるんだ。

「逆自己奉仕バイアス」は、何かトラブルが起きた際に「あの時〇〇しておけば・・・」「人生の選択を間違えた・・・」などと自分を責めてしまう考えに誘導する恐ろしいバイアスだ。

積極的な行動の妨げになり、自己肯定感が低くなってしまうことは明らかだろう。

このバイアスに対抗するためには「セルフコンパッション」という方法が非常に効果的だ。

セルフコンパッション

【直訳で「自分への優しさ」であり、大好きな親友を思いやるように自らにもいたわりの心を向ける態度のこと】

・劣等感や恥の感覚が和らぎ、積極的な行動から人生のパフォーマンスが向上する。

・トラブルが起きても「自分はダメな人間だ!」といった気持ちにハマりにくくな理、自然と自信に満ちた人生を送れる。

ポイントは自己批判を一旦棚上げにして、その上で自分をいたわることだな。

真面目で責任感のある人間こそ今バイアスはハマりやすい、セルフコンパッションは自己中心的な考えではなく、自身のメンタルを守る適切な方法だ。

反省は、冷静な態度が戻った後でも全く遅くはないぞ。

ステップ1

【安全な場所のイメージ】

・「自分はダメだ・・・」という批判的な気持ちが出てきたら、目を閉じて「どんな悪いことも起きない安全な場所をイメージする。

・自分の部屋や人里離れた田舎などが凡例。

ステップ2

【架空のキャラ作り】

・優しくて思いやりのあるあなたの理想の人物を頭に思い浮かべる。

・「手放しで優しいなぁ」と本気で思えるキャラであれば誰でも良い。

・「ドラえもん」がオススメ。

ステップ3

【キャラとの会話】

・ステップ1の場所で、ステップ2のキャラクターが、自分にどんなアドバイスをするか考えてみる。

ドラえもん「キミは成長していないって思っているみたいだけど、そんなことはないよ。ゆっくり少しずつでも前進している、焦ることなんてないさ。キミはキミが思っている以上に、ちゃんと頑張っているよ。気分転換にどら焼きでも食べようぜ」

ポジティブな代替案を出してやることがポイントだ。

「〇〇ならどう言ってくれるだろう?」と考えて、自分にしっくりくるアドバイスを考えてみて欲しいな。

しんたろ

おお、ドラえもんって確かに優しい上に人間臭くて、それでいて良いアドバイスしてくれそうですもんね。

スペッキオ

ああ、非常にイメージしやすい理想なキャラクターだ。

スペも流石に尊敬の念を禁じ得ないな。

しんたろ

(「ネコ型」ロボットだもんな・・・)

・セルフコンパッションによって自己肯定感を高められる。

・架空のキャラクターのアドバイスを想像することで、質の高いセルフコンパッションを行える。

感謝の気持ちで自己視点を突破する

スペッキオ

しんたろ、手っ取り早くバイアスに対抗する良い方法があるぞ。

しんたろ

え、なんですかそのスペさんらしからぬ安直な言い方!?

ぜひ教えてください!

スペッキオ

それはな、「感謝の心」だ。

しんたろ

ああ・・・、そういうやつですか。

うん、大切ですよね、うん・・・。

スペッキオ

おいこら、一気に萎えるな。

安っぽい話に聞こえるだろうが、本当に重要なことだぞ。

バイアスから解き放たれ、人生のクオリティを上げる鉄則にして近道だ。

・意識が他人の方へ強く向かうことで自意識が薄れ、バイアスの力から抜け出しやすくなる。

・感謝の気持ちで客観的な視点が育ち、より冷静で合理的な判断が促される。

感謝の気持ちぐらいでバイアスに強くなるというのは一見不思議に思うかもしれないが、上記のようなシンプルなメカニズムでメリットを説明できる。

「自分自分」な凝り固まった考え方から周囲に意識を向けるという点において、感謝は爆発的なまでに効果を発揮する。

様々な研究の結果からもしっかりとしたデータが多数存在する。

人間は放っておくと自分のことしか考えなくなる生き物だからな、これもバイアスの仕業だ。

・「感謝ギャップ」に注意。

・感謝のメリットを実際よりも低く見積り、相手へのお礼を控えてしまうバイアスのこと。

人間のことだ、お礼を言うことを面倒くさがったり、恥ずかしがったりして、「ありがとう」が言えなくなってしまうことも少なくない。

「感謝ギャップ」と言うバイアスが悪さをしている訳だ。

人間には「こちらの気持ちは相手に通じているに違いない」と思い込む傾向があり、多くの人間は感謝のパワーを甘く見すぎている。

周囲に感謝を伝えられる人間は、それだけでも心理的な優位性が得られると言うことを覚えておいて欲しい。

このバイアスを意識するだけでも大分違ってくるぞ。

しんたろ

確かに「わざわざ言うほどじゃないでしょ」って思って、感謝の気持ちを控えちゃう場面は心当たりありますね。

これからは意識的に感謝の気落ちを持って、相手に伝えようと思います。

スペさん、ありがとうございます!

スペッキオ

うむ、お礼を言われて嫌な奴は誰もいないからな。

感謝の気持ちを保つことは相手のみならず自分自身のためになると言うことだな。

即物的な表現になってしまうが、むしろ「自分自身の自由のために感謝のマインド持つ」くらいのスタンスの方がいいだろう。

お前をはじめ、多くの日本人は真面目過ぎる。

もっと自分を慮ってやるべきだとスペは思うぞ。

・感謝の心によってメンタルを最適化すれば、バイアスへの防御力が上がる。

まとめ

スペッキオ

さて、今回は人間の持つ思い込みから解放されて自由な思考を手に入れる方法について話をした訳だが。

しんたろ、少しは理解できたか?

しんたろ

はい!

いや〜、人間の持つ思い込みっておっそろしいですね。

スペッキオ

うむ、最後まで話を聞けて偉いぞ。

だが一度に全てを理解する必要は無い。

分からなくなった時にまた学べば良い。

しんたろ

はい、そうですね。

一度に覚えるにはあまりの量ですもんね。

スペッキオ

言っておくが、話の土台となったDaiGoさんの「突破力」だが、今回の話せた内容はこの本のほんの氷山の一角でしか無い。

スペなりに興味深い部分をピックアップして勝手に解釈した上で、お前に伝えただけだ。

この本はもっともっと多くのことを教えてくれる本だ、お前も気が向いたら読んでみることだな。

しんたろ

はい、ちょっとバイアスについて興味出てきましたから!

スペッキオ

バイアスという人間の思い込みは本当に恐ろしい。

だが、今日の話を聞いたことによって確実にバイアスから脱却しやすい思考へと変わっているはずだ。

何よりバイアスへのいちばんの対応策とは「バイアスの存在を知る」ことにあるからな。

知るだけで良い、知ることこそ最も肝要なんだ。

しんたろ

確かにそのバイアスの存在を知っているだけで、自然と意識しますもんね。

スペッキオ

ああ、無意識に罠を仕掛けてくるバイアスに対して、無意識に対応するためには「知ること」だ。

今日話したテクニックやトレーニング法は大切だが一旦脇に置いて、極論「人間はこういう風に考えちゃう生き物なんだ」と知るだけで十分どころか十二分に対策になっている。

自由にストレスの少ない人生を手に入れられる大きな武器になることを約束するぞ。

しんたろ

はい、良いこと聞いちゃったな〜。

・・・あ、スペさん。

そういえば今日爪切りする予定でしたよね?

切りましょう。

スペッキオ

・・・・・・。

しんたろ、猫の爪を切らなければというバイアスの罠にかかってしまっているのではないか?

今日のテクニックを実践して、思い直すんだ。

しんたろ

(絶対バイアスじゃねえ・・・)

・限界は突破できないし、する必要もない。

・自身の限界を見極めることが大切。

・仮説を立て、とにかく試していくことが限界に近づく近道。

・様々なバイアスは、人生の足を引っ張ってしまう。

・こういったバイアスがあることを知るだけで、バイアスにかかりにくくなる。

・事前に細かな計画を立てることで、長期的な目標に意識が行き、短期的な欲望に対して強くなれる。

・計画に定期的な休憩を組み込むことで、確実に効率が上がる。

・物事を一歩引いた視線で見る能力(客観性)を鍛えておけば、バイアスが起動しそうになっても軌道修正が可能になる。

・セルフコンパッションによって自己肯定感を高められる。

・架空のキャラクターのアドバイスを想像することで、質の高いセルフコンパッションを行える。

・感謝の心によってメンタルを最適化すれば、バイアスへの防御力が上がる。

・バイアスの存在を知るだけで、十分な対策になる。

・考え方次第で、人生は自由な豊かなものにすることが出来る!

スペッキオ

最後までスペの話を聞いてくれてありがとう。

自分自身のために試行錯誤してあげられるお前の人生は、もっと自由になるぞ。

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