こんにちは、スペッキオです。
突然だけど、「キャッチミーイフユーキャン2」という猫のおもちゃについて話したくなったので聞いて欲しい。
キャッチミーイフユーキャン2は、一言でいうと「スイッチひとつで勝手に動いて、猫と遊んでくれるオモチャ」のことだ。
おれと飼い猫のスペさんは、このオモチャがとても気に入っている。
キャッチミーイフユーキャン2の素晴らしさをお伝えしたい、という目的のもと話そうと思う。
でも、このオモチャは、実はあんまり良くないイメージがあったりする。
上記のように、キャッチミーイフユーキャン2に対して懐疑的なイメージを持っている人は少なくない。
おれもコレ買う前はそんな感じだったし。
しかし、今なら胸を張って声を大にして言える。
「このオモチャ、絶対に買った方が良いぞ!」と。
猫と、飼い主であるあなたにとって有益な情報をお届けできたら何よりだ。
このオモチャの持つポテンシャルの高さが伝わることで、きっとあなたと飼い猫は豊かになることを確信している。
キャッチミーイフユーキャン2はこんな猫オモチャ
キャッチミーイフユーキャン2とはどんなオモチャなのか?ということについて、眠くならない程度にササっと説明しよう。
こんな感じの「全自動の猫オモチャ」だ。
キャッチミーイフユーキャン2は、猫用品の老舗ブランド「猫壱」が発売している商品だ。
「2」と銘打っているのは、そのままの意味でキャッチミーイフユーキャンの後継機であるVer2であり、現在市場に出回っているのはこのVer2の製品となっている。
電源を入れて一度ボタンを押すと、あとはオモチャが勝手に動いてくれる。
先端に仕掛けの付いたスティックが本体を中心にウィンウィン動いて、猫の興味を誘う仕掛けとなっている。
オモチャの機械部分を覆い被せるための専用の丈夫な布が付随しているので、それがカサカサ鳴って猫の興味を駆り立てる良いファクターになっているんだよな。
ネットに出回っている写真だと機械部分の本体が見えないが、実際の本体は以下のようになっている。
こんな感じで簡単に取り外しできるので、収納も用意だ。
ちなみに付属パーツは2本のスティックと1枚のカバーシートのみ。
「猫が遊び過ぎて疲れてしまうんじゃないか?」という心配に対応するタイマー機能がキャッチミーイフユーキャン2には搭載されている。
こんな感じでインターバルを挟んでくれる。
猫が夢中になり過ぎないように配慮されている訳だ。
少し乱暴な言い方だが、遊ぶ猫から目を離していてもある程度の安心さがあるよな。
ご覧の通り、飼い猫のスペさんも今だにハマっているオモチャだ。
キャッチミーイフユーキャン2の欠点と、その対応策
強くオススメしているキャッチミーイフユーキャン2だが、もちろん多くの欠点が存在する。
忖度なしでぶっちゃけたデメリットと話そう。
もちろんその上で対応策もしっかりと話すので、キャッチミーイフユーキャン2の更なる良さが伝われば良いなと思う。
電池がすぐ切れる
ひとつ目のデメリットは「すぐ電池がなくなる」だな。
この悩みは、本当に良く耳にする。
キャッチミーイフユーキャン2は、アダプターによる充電式ではなく単三電池4本によって駆動するオモチャだ。
電池の種類や使い方にもよるが、10〜12時間ほどで電池は消耗し切ってしまう。
・・・実際に使ってみると分かるが、確かにすぐ電池は切れてしまう。
気づいたら、「あれ?電池切れてる!」というシーンは少なくない。
このオモチャが有能が故の悩みだな、ついつい使い過ぎてしまう。
そこで、これを使って欲しい。
気づきそうで、意外と気づかない選択肢だ。
電池が切れるたびに買い足していては、電池代がバカにならない金額になる。
【使い捨て電池】購入代1本100円
4本使うので、 100×400円
【充電式電池】充電池1本の電気代0.5円
4本使うので、 0.5×4=2円
1回分のコストの差が398円、恐ろしいまでの差だ。
充電器の初期コストを考慮しても、10回使用すれば余裕で元が取れてしまう。
個人的に上記のメリットが甚だ大きい。
使い切り電池だと感じる「あぁ、もったいねーな」という余計な感覚がスッパリなくなるからだ。
だって1回分が、たったの2円だし。
ちなみにキャッチミーイフユーキャン2には電池は付属していない。
なのでこのオモチャを購入する際は、併せて充電池を購入することを強く勧める。
充電池は他でもいくらでも使い用はあるので、確実に値段以上の恩恵があるはずだ。
スティックやシートがすぐボロボロになる
2つ目のデメリットは「部品が壊れやすい」だな。
誤解して欲しくない点としては、決して「安っぽい作り」だから壊れやすいってことじゃない。
スティックやシートをはじめ、各部位は丈夫なしっかりとした作りになっている。
でも消耗が激しいってことは、それだけ猫が夢中になって遊んでくれている証拠だ。
ボロボロになりやすいといってもすぐに破損する訳じゃないし、当然対応策はある。
スティックだけ、シートだけ、といった具合に各部品がお手頃な価格帯で別売りされている。
キャッチミーイフユーキャン2を一台揃えるだけで、末長く使用し続けることができるぞ。
猫が飽きてしまう
3つ目のデメリットは「猫が飽きてしまう」だな。
キャッチミーイフユーキャン2に限った話じゃないが、猫のために買った新しいオモチャなのにすぐに飽きられてしまう、なんてのは猫あるあるだ。
このオモチャも例外ではなく、猫によっては早々に飽きられてしまう可能性はある。
しかし、多くの猫が長年夢中になり続けてきたという確かな実績があることも事実だ。
猫の好みによるところが大きいが、飼い主の工夫次第で十分対策はできる。
おれが試行錯誤した中で最も効果があった2つの工夫を紹介しよう。
・スティックの先端に、別のオモチャをくくりつけてみる。
恐らくほぼ100%の確率で、自宅に使わなくなったもしくは破損してしまった猫のオモチャがあると思う。
写真のような使わないパーツをスティック先に装着してみよう。
猫にとってのかなりの味変となり、再びキャッチミーイフユーキャン2への関心を取り戻すはずだ。
他の壊れたオモチャをリサイクルできる点が、個人的に非常に気に入っている。
無駄がなくて、なんか良いよな。
・物陰やトンネルオモチャなど身を隠せるスペースの側に設置してみる。
これもかなり効果の大きな工夫だ。
キャッチミーイフユーキャン2を起動する場所を考慮することで、猫の食いつきが大きく変わってくる。
これは猫の生来の習性に起因する。
要はハンターとして狩りを楽しむためには、なるべく本番のような環境を整えてあげることでより没入しやすくなるということだな。
猫じゃらしなどの手動のオモチャで遊ぶときは自然と飼い主が意識していることだが、キャッチミーイフユーキャン2のような電動のオモチャになると途端に意識できなくなるから不思議だ。
逆をいえば、そこをしっかりと意識してあげることでより楽しく遊んでくれるって訳だな。
キャッチミーイフユーキャン2をおすすめする理由
キャッチミーイフユーキャン2について、おれがいちばん伝えたいコレを話す。
「電動オモチャはなんか愛情に欠けていて手を出しづらい・・・」
こんな風に考えている飼い主はめっちゃくちゃ多いよな。
まさにおれもそうだった。
でも、このオモチャを実際に手にしてみて、多くのメリットがあることを強く実感した。
是非耳を傾けて欲しい。
猫の遊びの時間が増える
まずは兎にも角にも、「猫の遊びの時間が増える」だな。
猫の性格にもよるが、基本的に遊ぶことが嫌いな猫はかなり少数だ。
猫の根底には、上記のような欲求が深く根付いている。
若い猫や、遊び相手が少ない猫なら尚更だ。
しかし、現実はどうだろう?
あなたの家族である猫は、ひょっとしたら上記のような気持ちを抱えていないだろうか?
そのような問題に対して、著しくメリットを感じられるオモチャこそ「キャッチミーイフユーキャン2」だ。
キャッチミーイフユーキャン2は、長時間にわたる多彩な動きを持ってして猫の最高の遊び相手となってくれるのだ。
「気が済むまで遊んでくれる」という点はあまりにも大きいストロングポイントだ。
猫にとっても、飼い主にとってもな。
飼い主の自由な時間が増える
2つ目のメリットは、「飼い主の自由な時間が増える」だな。
ひとつ目のメリットと根本的には同様だが、こちらは我々飼い主である「人間」に大きく訴えかけるメリットだ。
猫と遊ぶことが嫌いな飼い主は存在しないと言い切っても決して過言ではない。
猫を家族として迎え入れる人間が、猫とのコミュニケーションの代表格である遊びに幸せを見出さない訳がないからだ。
しかし、その感覚は常に保つことができるものだろうか?
実際、さまざまな理由で猫と遊ぶことを後回しにしてしまうシーンは必ず存在する。
御多分に漏れず、おれだってそうだ。
上記のように感じてしまう飼い主は、少なくない。
誤記して欲しくない点は、「こんな飼い主、ダメだよ!」と否定している訳では断じてないということだ。
繰り返すが、猫を愛しているおれもしばしば感じてしまう感情だ。
生理的と言い換えてもいいほど、ごく自然な気持ちだと思う。
大切なのは、そんな自身の気持ちを受け入れた上で、どう対処するかだ。
そこで、キャッチミーイフユーキャン2の登場である。
前述した「猫の遊び相手になってくれる」という強烈なストロングポイントによって、上記の悩みに幾許か対処することができる。
要は、飼い主の時間が増えて、飼い主の余裕が増えるということだ。
このメリット、本当にバカにできない大きな大きなメリットだとおれは思う。
飼い主の余裕は、猫の幸せに直結するめちゃくちゃ大切なファクターだと確信しているからだ。
逆説的だが、飼い主の余裕があればもっと猫と遊んでやれる。
飼い主の余裕があれば、もっと猫を見てやれる、もっとかまってやれる。
この手の機械仕掛けのオモチャは愛情なくて味気くてなんかヤダ、と感じている人は一度先入観を取っ払ってこのオモチャを手に取ってみて欲しい。
キャッチミーイフユーキャン2は、猫だけでなく、飼い主であるあなた自身をも幸せにするポテンシャルを持つオモチャだ。
まとめ
簡単にまとめておこう。
・電池が切れやすいので、充電式の電池がおすすめ
・各パーツが壊れやすいが、個別で販売されているのでランニングコストが安い
・猫によっては飽きられやすいが、「スティック先と設置場所の工夫」で末長く使ってもらえる
・キャッチミーイフユーキャン2の最大のメリットは「猫の楽しい時間を増やす」「人間の自由な時間を増やす」の2つ
・キャッチミーイフユーキャン2は、猫と飼い主を幸せにする高いポテンシャルを持つ
忖度なしで本気で話したつもりだ。
買って良かったと思える猫オモチャはいくつかあるが、その中でもまずはこのオモチャの良さを知って貰いたかったので今回話をさせて頂いた。
キャッチミーイフユーキャン2は2,000円ちょっとの価格でそこまで高価なオモチャじゃないと感じる。
試しに一度使ってみて欲しい。
キャッチミーイフユーキャン2は、あなたの猫とあなた自身の生活を、今より豊かにしてくれることを確信している。
「いや、電池なくなるの早過ぎない!?」