雑記

朝活でやること、その4

朝活について話したいので、よかったら聞いて欲しい。

朝活に興味はあるけど、何したらいいか分かんねえって人に向けて話す。

・読書

・資格勉強

・記事執筆

・モーニングページ

おれは朝活で上記の4つを中心に行なっている。

今回は4つ目の「モーニングページ」について説明したい。

「モーニングページ」

モーニングページ、というとあまり聞き慣れない単語だと思う。

けど、なんとなーくのイメージはざっくり分かるだろう。

朝に、自分の思っていることやその日にやることをノートなんかに書き込んでいく行為のことだ。

「なんか聞いたことある。でもそれ効果無いしダリーよ。意識高い系のバカがやってるやつだろ?」

って思った人も、焦らずに話に付き合って欲しい。

おれも以前は上記のように斜めからこの行為を見ていた。

でも、本当にモーニングページは素晴らしい。

メリットは後述するが、実用性に富んだ効果ばかりだ。

まずは、モーニングページのやり方について話そう。

簡単で、何より継続しやすく習慣にしやすい。

何故なら、ステップもクソも無い。

ただ、「感じたことを書く」だけだからだ。

このモーニングページという行為は、よく世間に溢れているタスク管理術ではない。

1日のパフォーマンスを上げるという点においては同様かも知れないが、モーニングページは気分を晴れやかにし、生活そのもののレベルを引き上げる効果を持っている。

あえてステップを刻むと、こんな感じだ。

①起床し任意のタイミングで、ノート(もしくはスマホアプリ)を開く。

②今感じていることを、簡単に書いていく。(書き方は自由)

③書くことがなくなったり、だるくなったら終了。

これだけだ。

え、そんだけ?と感じた人も、めんどくせ〜って感じた人もいると思う。

おれはめんどくさいと感じた側だ。

本当に何書いてもいいってのがミソだと思う。

朝起きたばかりで眠かったら→「眠い、だるい」

仕事行きたくなかったら→「仕事うぜえ、だるい」

こんなんでいいのだ、こんなんがいいのだ。

1行でも、1単語でもいいのだ。

そのうち、ちょっとずつ突っ込んだこと書いてみて欲しい。

朝何食いたいんだ俺→「すき家の朝定食でも食うかな」

なんかだるいな→「会社で嫌いな上司と外回りあるからだろ、どうせ」

こんな感じで、その時感じた感情の大体の根拠を書いていけばいい。

なんか毎日つまんねーな→「新しいジャンルの漫画手を出してみるか」

資格勉強やる気でねえ→「参考書1ページだけやるか」

こんなんでもいい。

そして、余裕が出てきたらタスクでもなんでも書けばいい。

とにかく自由なのだ。

めんどくさい日は、1行でも1単語でもいいってのが個人的にストロングポイントだと思う。

習慣にしやすいからな。

逆を言えば、1行の日もあれば、何ページ書いてもいいのだ。

将来の妄想じみた展望とか書いてみると意外と手が止まらず書きまくってしまうものだ。

ちなみに文章の量は大して問題ではない。

自分の正直な感情をキャッチし、本心で書くことが重要なのだ。

やり方書き方についてこんなもんでいいだろう。

要領を得ない説明で申し訳ないが、本当に自由に書いていいのだ、本心で書くならな

さて、そろそろこの胡散臭い「モーニングページ」がなんの役に立つのか話すことにする。

このモーニングページ、凄まじいまでのメリットいくつもある。

頭の中のモヤモヤが晴れて、気分がめちゃくちゃスッキリする

まず特筆したいことは上記のコレである。

おれはよく頭の中がモヤモヤする。

よく、というか四六時中だ。

「・・・仕事行くのやだ」

「・・・なんか体と気分だるい」

「・・・なんか全部やる気でねえ」

みたいな感じで、よくネガティブファクターから得体の知れないモヤモヤが心を支配していることが多い。

しかし、このモーニングページは、そういったモヤモヤに非常に効果的だと言える。

無意識レベルでなんとなく効果あればいいな〜ってくらいの気持ちで始めたモーニングページ。

だが、続ければ続けるほど「ハッキリとした効果」を実感出来る。

無意識レベルどころでなく、しっかり肌で感じることができるレベルで、だ。

頭のモヤモヤがスッキリして、とても晴れやかな気分になる。

ネチョネチョしたモヤモヤが、わかりやすく薄らいで、気持ちがいいのだ。

その日のパフォーマンスが上がる

これもめちゃくちゃ実感しやすいメリットだ。

モーニングページを行うことで、

・やるべきことがハッキリして、動きやすくなる

・気にしなくてもいいことがハッキリして、無意味なダメージが減る

恐らく上記の2点からくるメリットだろう。

特に「気にしなくてもいいことを、気にしなくなる」という点は、個人的に甚だ大きい。

「おれダメ人間・・・」なんてことよく考えてしまうのだが、「いや、そんなことないよ!」と世間一般の知識としてそう思っていても、理解と実感が追いつかないのだ。

モーニングページによって、実感と理解の解像度がグンっと上がる訳だ。

不安が軽くなる

個人的に最も価値を感じているメリットだ。

結果的に上記の2つのメリットに繋がることになるんだけど、これは本当に力強いメリットだ。

単純に、「得体の知れない不安」が変化し、「目に見える理解できる不安」になる。

目に見えて理解すれば、不思議とその不安は不安じゃなくなっていくのだ。

自身の一例を挙げると、今の仕事の将来について得体の知れない不安が常にある。

モーニングページを活用して、その漠然とした不安の中身をノートに書き殴っていく。

すると、「なんだ、そんなに絶望することねーじゃん」ってなる訳だ。

安月給でも忙しくても、妥協できるメリットを見つけられる。

いつでも辞めて、別の仕事するという選択肢もある。

そんな当たり前のことを、モーニングページは馬鹿なおれに目に見える形で教えてくれるのだ。

もっとメリットはあるけど、核となるものはこんな感じだ。

書いてみて思ったが、何故ここまで効果があるのだろう?

たかだか紙に文字書くだけなのにな。

うーむ、・・・・・・

多分、というか絶対そうなんだけど、それはおれたちが自分で思っている以上に「馬鹿で頭が悪い」からだと思う。

かなり尖った言い方なので、アレかもしれんが、実際本気でそう思う。

我々人間は、「気持ちの整理」がドチャクソ下手糞なんだと思う。

仕事変えりゃいいのにブラック企業で摩耗して自殺を考えるおれみたいな人間が良い例だ。

おれはメンタルよわよわなので顕著かも知れないが、全人類それに類する弱さを持っていると思うのだ。

「心の整理が下手糞」なのに、そのことに気づかず「大人なんだからコントロールできるで!」って本気で思い込んでいるところがマジで馬鹿だ、おれ含め全自類な。

一緒にすんなって感じるかもだが、飲み込んで欲しい。

そんな心の整理が苦手な人間という生き物に、整理させてくれる存在はとても大切な訳だ。

「相談する」ってのが凡例だな。

誰かにグチャグチャした悩みを聞いて貰うことで、ある程度気持ちは整理され、スッキリした経験は誰にでもあると思う。

カウンセラーの重要性が年々高まっているのも頷ける。

モーニングページは同様のベクトルで、異なるアプローチができる非常に優秀なツールとも言える。

回数、密度など自身でコントロールできる点や、習慣として生活の一部にできる点など、対人相談とは明確にカテゴライズできるだけの意義を持っている。

自分と一番付き合い長いのは自分で、そんな自分に味方になってもらえたらそりゃええやんけって感じのニュアンスでもいいのかも知れないな。

毎度ながらだが、ダラダラ書いてしまった。

やり方とか書かずに、もっとコンパクトにメリットだけバシッと書くべきだったかもしれん。「

まあいいや。

ひょっとして、読んでくれた人がモーニングページに興味持って実践してくれるかもしれないしな。

今回の話は、ジュリア・キャメロン著の『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい』という本で教えてもらったことがほとんどだ。

もし興味のある人は読んでみて欲しい。

名著であり、分かりやすく人生を豊かにするためのマインドを教えてくれる本だ。

モーニングページは、朝活を同時期くらいに始めたから、もう1年か。

おれはこれからも書いていこうと思う。

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